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ブルースカイ

第8章 恵(上)

フミの仲介で恵と連絡を取り合ったり、遊びに行くようになった。



それを知ってフミはニヤニヤしていた。



「ソウ、結局、俺の意図した通りになってんな。」



「まだまだわからんで。」



「アハハ、ソウも、恵ちゃんもまんざらじゃなさそうやで。」



「アハハ、どうやろ。」



「そう言えば、山さんから、電話あって、予定早めて来週からやってさ。なんて返事する?」



「別にええで。ソウの都合で返事しといて。」



「了解、そうさせてもらうわ。」



俺は山さんに連絡して、来週からのバイトを了承した。



時は7月の中旬、暑い盛りだった。

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