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ブルースカイ

第8章 恵(上)

フミは厳しい顔をして、携帯で話していた。





マサに電話かけとる。しかも、マサの対応に半ギレ。まずい、こんなテンションのフミは長いわ。





俺は苦笑すると、3分の1くらい残っていた、飲みかけの酎ハイを飲み干した。





先に出来上がってさっさと寝てまおう。





机の上にあったメモ帳を取ると、『下で酒の追加買ってくる』と書き、まだ電話中のフミの前に置いた。





フミがうなずいたのを確認すると、俺は財布だけ持って部屋を出ると、下のコンビニに行った。





ツマミと、缶ビール・缶酎ハイを数本ずつと、白波のボトルを2本をカゴに入れた。朝までコースやとこんなもんやな。フミの説教の間、暇潰しに雑誌買っていこ。俺は雑誌コーナーに向かった。

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