恋のかたち
第5章 新生活
優愛は、キッチンに入り、また冷蔵庫を開けた
「・・レパートリー以前の問題よね・・ん~。どうしよ・・」
昼間の意外な秋豊の反応が忘れられず、出来るならもう一度美味しいといってもらえる物を作りたいと思っている
優愛が悩んでいると、玄関からまたあのメロディーが聞こえた
秋豊が帰って来たんだと思い、玄関へ出迎えに行った
「お帰りなさい」
一拍間を置いて
「ただいま」
と返ってきた
優愛は、この時初めて秋豊が少し照れているのに気付いた
無言で横を過ぎていく秋豊を目で追うようにして、優愛も続いた
「あっあの・・秋豊さん」
「んあ?ああ、何だよ?」
何だか少し呆けたようにも見えた秋豊だったが、すぐいつものふてぶてしさを発揮していた
「夕食・・悩んでて・・」
「ふぅん、そうか・・」
それだけ言うと自室へと入って言った
どうしていいか分からず立ち尽くす優愛
少しして、Tシャツにジーンズ姿に着替えた秋豊が出てきた
「行くぞ」
そう言いと、玄関に向かっていく
「え?」
「おいてくぞ、ノロマ」
「あっ。ちょっ待ってください」
優愛も後に続いた
エレベーターに乗ってから秋豊が口を開く
「てっきり、逃げ出すかと思ってたのに、普通に家にいたから・・いや、なんでもねぇ」
「逃げても行くとこないですし」
2人に沈黙が訪れ、そのまま駐車場に入った
「・・レパートリー以前の問題よね・・ん~。どうしよ・・」
昼間の意外な秋豊の反応が忘れられず、出来るならもう一度美味しいといってもらえる物を作りたいと思っている
優愛が悩んでいると、玄関からまたあのメロディーが聞こえた
秋豊が帰って来たんだと思い、玄関へ出迎えに行った
「お帰りなさい」
一拍間を置いて
「ただいま」
と返ってきた
優愛は、この時初めて秋豊が少し照れているのに気付いた
無言で横を過ぎていく秋豊を目で追うようにして、優愛も続いた
「あっあの・・秋豊さん」
「んあ?ああ、何だよ?」
何だか少し呆けたようにも見えた秋豊だったが、すぐいつものふてぶてしさを発揮していた
「夕食・・悩んでて・・」
「ふぅん、そうか・・」
それだけ言うと自室へと入って言った
どうしていいか分からず立ち尽くす優愛
少しして、Tシャツにジーンズ姿に着替えた秋豊が出てきた
「行くぞ」
そう言いと、玄関に向かっていく
「え?」
「おいてくぞ、ノロマ」
「あっ。ちょっ待ってください」
優愛も後に続いた
エレベーターに乗ってから秋豊が口を開く
「てっきり、逃げ出すかと思ってたのに、普通に家にいたから・・いや、なんでもねぇ」
「逃げても行くとこないですし」
2人に沈黙が訪れ、そのまま駐車場に入った
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