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「じゃあ目隠し外してあげるよ」


朝霧はその女子のそこをくちゅくちゅと弄りながら片手で目隠し外した。



「ひ、陽菜ちゃん……」


目隠しされていたのは同じクラスの河西陽菜(かさいひな)であった。


「ど、どうして……陽菜ちゃんが……」


「千紗ちゃん……んん……あっ……」


「佐倉さんに見られながら感じるなんて河西さんは本当に変態だね……」


「ん、あっ……ひ、陽菜は変態です……」


一体何がどうなっているのか。

千紗には全く理解不能であった。


河西陽菜はクラスでも大人しく、物静かな女子であった。


黒髪のボブで前髪はぱっつんと揃えられており、白い肌と大きな目の為に人形のような印象のある子だった。

背も高くなく、華奢な体でいかにも女の子といった容姿であった。


可愛らしい見た目ではあったものの、物静かでほとんど男子とは口も聞かないためにクラス内での存在感は大きくなかった。