
それでも恋するドM娘
第13章 新しい季節は。
マットやら跳び箱やらと雑多に物が置かれている準備室は意外と広くて、そして暗かった。
「朝ぎ--」
朝霧を呼ぼうとした時、奥からガタンと物音が聞こえてビクッと震えた。
耳を済ますと、息づかいも聞こえる。
『な、何っ!? なんなの?』
不振に思いその物音の方へと足音を忍ばせて近付く。
次第に息遣いや人が動く音が大きくなる。
そして千紗は衝撃的な光景を目の当たりにした。
「なっ……何してるの!?」
「やぁ佐倉さん遅かったね」
朝霧はいつもと変わらない口調で返事をする。
「一体どういうこと……」
頭がパニックになった千紗は何から聞いたらいいのかわからず、漠然とした質問をした。
「朝ぎ--」
朝霧を呼ぼうとした時、奥からガタンと物音が聞こえてビクッと震えた。
耳を済ますと、息づかいも聞こえる。
『な、何っ!? なんなの?』
不振に思いその物音の方へと足音を忍ばせて近付く。
次第に息遣いや人が動く音が大きくなる。
そして千紗は衝撃的な光景を目の当たりにした。
「なっ……何してるの!?」
「やぁ佐倉さん遅かったね」
朝霧はいつもと変わらない口調で返事をする。
「一体どういうこと……」
頭がパニックになった千紗は何から聞いたらいいのかわからず、漠然とした質問をした。
