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鬼殺村

第5章 未来の消失

その日の夜は龍次の提案により何事も無く次の日になった。

龍次;「さて…これからどうするか」


拓巳;「もちろん、探しに行くんだろ。」


凪;「探すってどこを?」


龍次;「わ…分からない」

拓巳;「お婆さんなら何かわかるんじゃないか?」


凪;「お婆さん?」

龍次;「あぁ…そうだな…」


凪;「ちょっと、お婆さんって誰よ?」

龍次;「この村に来る前に、会った人なんだよ…なんか知ってそうなんだよ。」

拓巳;「でも、どこにいるんだろう?」
全く検討もつかないのに行動するのは、危ない。


龍次;「村に行ってみよう。」


三人は村に行くことにした。


昨日の祭が嘘のように、静かに何かを伝えようとしているようだった。


龍次;「あっちに誰かいる。」


龍次が指差す方を見ると、黒い陰が動いているようだった。拓巳が目をこすりもう一度見てみると…そこにはあのお婆さんがいた。

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