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龍次；「やつは人間だよな…」


拓巳；「普通に考えたらそうだろ。」


二人は自分自身にそう言い聞かせた。


その時…
ブ―ブ―ブ―…
龍次の携帯がなり始めた。


龍次；「凪か…」


電話の相手は凪だった。


龍次；「どうした？何かあったか？」


凪；「やつに未来が連れて行かれてしまった…」


いろんな事が続いて頭が真っ白になる龍次であったがすぐに考える。


龍次；「分かったとりあえず部屋に戻る。」


二人は急いで部屋に戻る。


部屋に戻ると凪が泣き崩れていた。


龍次；「何があったんだ」


凪；「やつが部屋に来て私は変な薬をかがされて目が覚めたら…未来の姿が無くなってたの。」


拓巳；「クソッ！ふざけやがって…」


最初は怒りで奴を追いかけようとしたけど冷静になった龍次が言った。


龍次；「今から、一人ずつ交代で起きてる事にしよう。」


二人は龍次の意見に同意した。