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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

「そうなんだ・・・。」
正直、ショックを隠せない。



そんな私を見て、レオは前を向いてまた話し始めた。



「僕はね、ときどき心配だった。 僕の日本語はすごく下手だから・・・僕の気持ちがユズに伝わってないかもしれないとおもって。」



「そんなことないっ・・!ちゃんと、伝わってるよ?」






「Grscias。」と、またニコッと笑う。今度は嬉しそうだ。



「ユズは・・・僕と離れること、平気・・?」

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