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「 Te amo。」

第5章 文化祭

頭を上げない裕貴の隣で、
一緒に来ていた人が裕貴の事を説明していた。


どうやら裕貴はお母さんがアメリカ人でお父さんが日本人のハーフらしい。

10年ほどアメリカで暮らしていた為、挨拶程度のキスやハグは自然だった。



それにしても・・・
と思ったが涙目で謝る裕貴にそれ以上怒れず、
「もう分かりましたからっ・・あの・・顔を上げて?」と言うほかなかった。

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