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「 Te amo。」

第13章 レオの気持ち。

「お母さん・・・ユズは僕のことどう思ってる?」

僕の質問に、少し考えるお母さん。



「んー・・・familia かな。“ 家族 ” ね。 でも今日レオから告白されて、きっと変わると思うわ。」


「そう思う? 僕はすこしシンパイ・・・。」


お母さんがニコッと笑う。



「お母さんはレオを応援してる! 頑張りなさい☆」


しばらくして準備が出来たユズがリビングに戻ってきた。


「何話してたの? なんかお母さん楽しそう。」


僕とお母さんは目が合ってまた笑った。

「お母さんとレオとのヒ・ミ・ツ ♡」

「何それ(笑)」

「さ、出発! 出発! 」


ユズは不満そうな顔で「変なのっ」と言った。

それからバチッと目が合う。


僕はいつも通りユズを見て笑顔になる。

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