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「 Te amo。」

第12章 バレンタイン。 ーそれぞれの想いー

「ちょー~~~面白かった!!」

パフェを食べながら「うまいっ」と上機嫌な蒼。

「蒼、口、ついてる。」
ささやんが蒼の口に付いたクリームを親指でとる。


「あははw 蒼子供みたーい。」

「子供っていうなー! ささやんありがとう♡」

私たちは映画を見終わって近くのカフェに入って映画の話で盛り上がっていた。



「ところでさ、レオはなんで元気ないわけ?」

バシッ「痛っって何で蒼が叩くんだよー(泣)」
隣にいた蒼が勢いよくささやんの頭を叩いた。


「余計なこと聞かないの!!」

「なんでだよーレオは友達だよ?心配して何がいけないのさ!」

ブーっといじけるささやんをシラーっと冷たい目で見る蒼を見てレオが急に笑い出した。


「アハハハ、ささやんGracias ! 大丈夫、ごめんなさい。 二人は仲良しだね。いいな~w」


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