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「 Te amo。」

第12章 バレンタイン。 ーそれぞれの想いー

二人で電車に乗り、蒼たちとの待ち合わせの駅へ向かう。
映画館はその駅の目の前にある。



電車に揺られながら、朝の電話の時の話をしていた。

「レオさ、電話した時まだ寝てたでしょ?」

「Si. ハハハ」

「やっぱりー! 」




「駒見さん?」
急に呼ばれて笑って口が開いたまま振り返ってしまった。

そこに立っていたのは・・・・・




「あ!裕貴くん!」

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