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「 Te amo。」

第11章 友達。

ピンポーン


ドキドキしながら玄関の前に立っていた。

最後に来たあの日以来だから、なんだか変な感じ。


ちょうど玄関の真上が渉の部屋で窓からヒョコッと顔を出す。
「開いてるよ! 上がって・・って佐久間何しにきたの?」


蒼「マックにあたしと一緒にいるって聞いてたでしょ? 何?来ちゃいけなかった?」

渉「チッ、うるさいやつが「なんか言った?」

渉「別になんも。」

柚子「あお、蒼? は、入ろうよっ(汗)」


不満そうな顔でブツブツ言う蒼に続いて私も玄関から入る。

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