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大好きな彼と大好きなアイドル

第1章 入学式

桃山第一高校。

私はここで3年間の高校生活をおくる。

「うわ〜!綺麗な学校だね♪」

「そうだな。」

3年間お世話になる門をくぐった。

<ドン!!>

「痛った〜。」

後ろから走ってきた人とぶつかってしまった。

その衝撃で私は勢いよく尻餅をついた。

「真希大丈夫か!」

「うん、、大丈夫。」

瞬が手を貸してくれた。

「ごめん!君大丈夫!?」

さっきぶつかった人が謝りにきた。

「あっ、、はい!大丈夫です。」

その人の顔をみた瞬間私はお尻の痛さなんか忘れてしまった。

彼はすごくかっこよかった。

「本当にごめんね。」

「いえいえ、本当に大丈夫ですから。」

「君1年だよね!俺は鈴木瑛人、君は?」

突然名前を聞かれて焦ってしまった。

「わ、私はや、、山田真希です。」

かみかみになってしまい恥ずかしくなり、すごく赤面しているのがわかった。

「これからよろしくな!真希。俺は瑛人って呼んで。」

「あ…はい!」

そして瑛人はまた走っていってしまった。

「真希早く行こ。」

私は瞬に手をひっぱられた。

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