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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

ぼーっと見ていると、青山さんが動きだし、俺の携帯が鳴った。


握っていたため、ワンコールで出る。



「青山です。」



俺が余りにも早く出たからビビってたんだろう。
声は震えてるし、身体はビクンと大きく跳ねてたし。
思わず笑っちゃったけど…結構可愛い。



「教室から見てた。」



そう言うと、パッと上を向いて目が合った。
あ、口あいてる。
それもまた笑える。
手を振ってみれば、軽く会釈をする。

まぁ、そんな反応だよね?

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