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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

正直断られてショックだったけど、彼女の友人のすみれちゃんの笑顔の提案に、一縷の望みを…。


渋々承諾をする青山さんとケイ番交換をしてその場を去る。



すみれちゃん様様だな。



クスクスと笑っていると、女子から声をかけられる。



「あの…三國先輩!!明日、一緒に過ごしてくれませんか?」



あぁ…これだ。
耳まで真っ赤にして、少し涙目で上目遣い。
緊張して声まで震えてる。



「ん…ごめんね、もう、先約入っちゃったんだ。」



そう。
こんな顔を青山未来にもして欲しいと思うのは…完全に、俺が彼女に片思いをしているからだ。

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