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裏・恋のハードル高し!!

第9章 小さな変化

電車がホームに着くと、運がいいんだか悪いんだか…


「タク?…タクじゃねぇ?」


振り返れば幼馴染。
紹介しろと駆け寄るそいつらに、ミラはビクンと身体を揺らすから…


可愛い。
…見られたく無いんだな。


つうか、見せてたまるか。


ミラを後ろに隠すように前にたって、電車の扉が開くと同時に押入れた。幸い降りる人も2・3人で…。


早くドア閉まれ!!


手を伸ばし「降りてきてぇ!!」などと騒ぐ3人を両手で掴み止め必死になる。

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