
先生が彼氏…あり得ないっ!
第6章 先生の彼女!?
「もう最悪…。先生の変態っ!」
「いやいや。生きてるかどうか確かめただけだろーが」
「生きてますっ!勝手に殺さないでくださいー!」
全く…変態変態変態っ!
もう私の人生終わった…。
先生に触られるなんて…。
「そんなに嫌だったのかよ…。分かったよ。もうこんなことしねぇから…じゃあ」
先生の声はいつもよりトーンが低かった。
椅子から立ち上がり、カーテンを閉める音がした。
嫌だ…。
行かないで…。
私の体は知らない間にベッドから立ち上がっていた。
「先生っ!行かないでっ!」
私はそう叫んでいた。
カーテンに手をかけ、開けた瞬間私は誰かの温かみを感じた。
それは紛れもなく先生で…。
