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しあわせ。

第1章 いろいろ。




慌てて反論したけど、彼はにやにや。
何か、顔についてる?


「いやー、わかりやすいなぁ」
「な、なに…」
「顔真っ赤」

これは暑いだけだもん!
そう言いたいけど、さっきの彼がかっこよくて何も言えなかった。

「何も気を使わなくていいのに」


ふいに、彼が言葉を放つ。

俯いていた顔をあげる私。


そこには、いつもとちょっと違う彼がいた。

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