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これが私の仕事

第2章 第一夜

やはり望月は別の人間に手術をさせていた。
そして、たまたまミスをして、望月が詰め寄られただけなのだ。
も「私はあいつに多額の金を渡していた。ミスに気づいた瞬間その金で逃げたのだ。」
私『しかし、金で人を買っていたお前も悪いだろ。』
も「今考えればそうだな。」
望月の顔に後悔が現れる。

望月は後悔している。
ちゃんと反省している。
しかし、まだ成仏は出来ない。
一番最後、一番苦しい時を思い出していないからな。
私『早く楽になりたいか??』
も「あぁ。出来るのであれば、あのときの患者に会って謝りたい。」
それは本心からだろう。
私『よし。なら少し待ってろ。最後の記憶を探してくる。』
も「わかった。」
私は森をでる。
さて最後の記憶はどこだろうか………

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