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これが私の仕事

第2章 第一夜

さて、何から聞こうかな~。
話していた男と、謎の男。
どちらから行こう。
うーん。やはり、
私『なぜ口論していたのだ??あの男は前の記憶で退院した男だろ。』
も「あぁ。だけど私は彼を救えなかった。」
私『なぜだ??』
も「私は彼を救えなかった。手術自体は完璧だったのに。」
私『失敗ではなかったのか??』
も「失敗ではない。完璧に成功した。」
私『ではなぜ。男と揉めていた??』
も「完璧だった。」
私『わかったよ…』
うん。実に面倒くさい。
私『で、最後に呟いていたあの男ってのは誰のことだ??』
も「…名前は……わから…ない。思い出せない。それに思い出したくもない…」
私『ふーん…なるほどね。』
何かが臭うなぁ…まだ記憶が転がっているだろう。
残りの記憶を見つけりゃ自ずとわかるかな。
も「………思い出したくない…」
私『私は新たな記憶を見つけに行く。』
も「…………」
シカトか…
まぁ良いや。
探しに行くか。

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