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新月

第7章 伝説

人類が生まれてすぐ

月では、人類がまだ数万年かかる程の文明を持っていた


だが……誰もが予想しなかった事態に追い込まれた


太陽の急止、月にも氷河期が来たのである


高くいりくんだ建物が日に日に塵となっていく

約一週間で皆の知る月に代わってしまった

クレーターは建物があった場所がすり減った物である

だが月の民は負けなかった。突如として‘能力’が備わったのだ

月の民はその能力を太陽が最後の力を与えてくださった、として大いなる光‘大光’と名付けた

そして
再出発の地、地球へと渡ったのである

地球では羽の生えた彼らを天使、神として崇めた
月の民は自分達の居た証としてピラミッドを創り中に壁画を描いた

時は流れ
やがて遺伝子により羽が消えた

最後の月の民は伝えた

月の民は彼らに伝えた

我らの子孫が星を守るだろう


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