テキストサイズ

先生とアイツ

第41章 *デート(賢斗)

賢斗の瞳には、怒りしかなかった。


「亜友を、傷つける奴は、許さねえ……」


ビクッ

賢斗の目が、祐樹の目と被って見えた。


「だ…………め……」


私は出ない声を振り絞って言う。


私が見た錯覚が本物ならー……


「駄目っ!!祐樹!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ