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先生とアイツ

第37章 *賢斗と巧夢

「あー………」


タクちゃんの、かなしそうな顔。

つかまれた腕が熱い。


「ご、ごめ……」


私が謝ろうとすると……

タクちゃんは悲しそうに笑った。


「……ううん。ごめんな」


ズキン。

ズキン。


ズキン。


胸が刺さるように痛い。

タクちゃんを傷つけたー……

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