お題小説第4弾「次の夏に、また会いましょう」
第2章 手紙
「蒼真は今年はいつまでいるの?」
不意にそう聞かれて、僕は固まってしまった。
実は祖父母にはそれほど長く泊まると言ってはいなかったからだ。
むしろ、明日にでも帰るべきか、とすら思っていた。
でも、それは言い出せなかった。
「うん…もう少しいるよ」
「そうなんだ…」
そこで会話が途切れてしまった。
「純、お祭り行きたいんじゃないの?」
聞いてみる。
でも、純はちょっとだけうつむいて、小さく首を振った。
「うううん…私、人混み苦手だから…」
「そうなんだ…」
でも、なんとなく、純の横顔は寂しそうに見えた。
その顔を見ていたら、なんとかしてあげたくなってしまう。
そして、純と話せて、かつ彼女の願いを叶える、
とびきりの方法を僕は思いついた。
後は、言うだけだ…
言う、だけ…。
僕はこっそりと、深呼吸をした。
落ち着いて、さり気なく…
きっと、大丈夫だから…
「そ、そうだ!あ、純…さ、二人でやらないか?」
「え?」
「二人で夏祭り…やるんだ。あ、あの神社でさ」
純が、キョトンとした顔をした。
まずったかもしれない、
そう思った。
次いで、彼女の目が大きく見開かれて、
そして、ゆらりと揺れたように見えた。
「うん…」
少し涙ぐんで、彼女は大きく頷いてくれた。
不意にそう聞かれて、僕は固まってしまった。
実は祖父母にはそれほど長く泊まると言ってはいなかったからだ。
むしろ、明日にでも帰るべきか、とすら思っていた。
でも、それは言い出せなかった。
「うん…もう少しいるよ」
「そうなんだ…」
そこで会話が途切れてしまった。
「純、お祭り行きたいんじゃないの?」
聞いてみる。
でも、純はちょっとだけうつむいて、小さく首を振った。
「うううん…私、人混み苦手だから…」
「そうなんだ…」
でも、なんとなく、純の横顔は寂しそうに見えた。
その顔を見ていたら、なんとかしてあげたくなってしまう。
そして、純と話せて、かつ彼女の願いを叶える、
とびきりの方法を僕は思いついた。
後は、言うだけだ…
言う、だけ…。
僕はこっそりと、深呼吸をした。
落ち着いて、さり気なく…
きっと、大丈夫だから…
「そ、そうだ!あ、純…さ、二人でやらないか?」
「え?」
「二人で夏祭り…やるんだ。あ、あの神社でさ」
純が、キョトンとした顔をした。
まずったかもしれない、
そう思った。
次いで、彼女の目が大きく見開かれて、
そして、ゆらりと揺れたように見えた。
「うん…」
少し涙ぐんで、彼女は大きく頷いてくれた。
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