O……tout……o…
第1章 おとうと
24
あの時の快感が、わたしの脳裏と、心と、カラダに…
しっかりと擦り込まれてしまったのである。
いや、あの時の快感の衝撃は、今も忘れてはいないし、忘れられないでいる…
それはそう、まるで麻薬の様に…
あの後のわたしたち二人の心を縛り、蝕んでいく。
「あぁぁ……………」
わたしはその快感に震え、しばらくは放心状態となり、しんちゃんの傍らで横になっていた…
だが、突然…
ピンポーン、ピンポーン……
家の呼び鈴のチャイムが鳴り…
あっ…
わたしは我に還り、慌てて飛び起きて玄関へと走り、その宅配便を受け取って…
逃げるように自分の部屋へ入った。
「はぁぁ……………」
そしてベッドの上に座り、隣の鏡台の鏡を見つめて、さっきの…
予想だにしなかった、しんちゃんとの出来事を思い返していく。
全てが衝撃だった…
まさか、あのしんちゃんが………
あのしんちゃんと………
いや、あのかわいいしんちゃんが、もうすっかり男のカラダになって…
ううん、男になっていたなんて。
それにあの感じてしまった未知の快感…
いくら事前に先輩からレクチャーを受けていたとはいえ…
あのリアル…
この今も疼きが蠢いている快感の余韻に…
それらの全てが衝撃的であった。
その心の衝撃にめまいがしてきて…
わたしはそのままベッドに横になり…
スーっと、眠りに落ちてしまう。
「……………………………」
ガチャ………
落ちていた意識の片隅に…
部屋のドアの開く音が、静かに聞こえてきた。
ミシ、ミシ、ミシ…………
「……………………………」
え…
そして部屋を歩く足音が……
「………ぁ………あーちゃん……………」
「………………………………」
どうやら、しんちゃんが、部屋に入ってきたようであった…
そして…
あの時の快感が、わたしの脳裏と、心と、カラダに…
しっかりと擦り込まれてしまったのである。
いや、あの時の快感の衝撃は、今も忘れてはいないし、忘れられないでいる…
それはそう、まるで麻薬の様に…
あの後のわたしたち二人の心を縛り、蝕んでいく。
「あぁぁ……………」
わたしはその快感に震え、しばらくは放心状態となり、しんちゃんの傍らで横になっていた…
だが、突然…
ピンポーン、ピンポーン……
家の呼び鈴のチャイムが鳴り…
あっ…
わたしは我に還り、慌てて飛び起きて玄関へと走り、その宅配便を受け取って…
逃げるように自分の部屋へ入った。
「はぁぁ……………」
そしてベッドの上に座り、隣の鏡台の鏡を見つめて、さっきの…
予想だにしなかった、しんちゃんとの出来事を思い返していく。
全てが衝撃だった…
まさか、あのしんちゃんが………
あのしんちゃんと………
いや、あのかわいいしんちゃんが、もうすっかり男のカラダになって…
ううん、男になっていたなんて。
それにあの感じてしまった未知の快感…
いくら事前に先輩からレクチャーを受けていたとはいえ…
あのリアル…
この今も疼きが蠢いている快感の余韻に…
それらの全てが衝撃的であった。
その心の衝撃にめまいがしてきて…
わたしはそのままベッドに横になり…
スーっと、眠りに落ちてしまう。
「……………………………」
ガチャ………
落ちていた意識の片隅に…
部屋のドアの開く音が、静かに聞こえてきた。
ミシ、ミシ、ミシ…………
「……………………………」
え…
そして部屋を歩く足音が……
「………ぁ………あーちゃん……………」
「………………………………」
どうやら、しんちゃんが、部屋に入ってきたようであった…
そして…
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