幻想遊園地
第4章 第4話:ギリシャ神話
☆☆☆
『ペガサス』が止まった。乗ってきたのと反対サイドの扉の鍵が自動で開き、ここが終着点であることをボクに教えた。
それでも、ボクは少しの間、立ち上がることができなかった。
「いかがなさいました?」
ツクミに声をかけられて、ボクはハッとしてやっとコースターから降りることができた。
僕らが降り立つと、コースターは勝手に進み、奥の通路に消えていった。きっと、次の客を乗せるのだろう。そして、またあの話を繰り返すのだ。
「ねえ・・・ゴルゴンは・・・」
そこまで言いかけて、ボクは首を振った。
なんとなく、言っても仕方がないことだと思ったからだ。
きっと、あれは神話で、もうずっと昔に終わったことなのだ。
いろいろな人が努力しても、届かない思いがあるということは、ボクの胸を少し苦しくした。
ツクミの瞳はいつも通り優しかった。
「さあ、次のアトラクションはあちらの扉を出てすぐです。
少し、休憩をなさいますか?」
聞かれて少し考えたが、ボクは首を振った。
そんなボクを見て、ツクミはまたにこりと笑うのだった。
『ペガサス』が止まった。乗ってきたのと反対サイドの扉の鍵が自動で開き、ここが終着点であることをボクに教えた。
それでも、ボクは少しの間、立ち上がることができなかった。
「いかがなさいました?」
ツクミに声をかけられて、ボクはハッとしてやっとコースターから降りることができた。
僕らが降り立つと、コースターは勝手に進み、奥の通路に消えていった。きっと、次の客を乗せるのだろう。そして、またあの話を繰り返すのだ。
「ねえ・・・ゴルゴンは・・・」
そこまで言いかけて、ボクは首を振った。
なんとなく、言っても仕方がないことだと思ったからだ。
きっと、あれは神話で、もうずっと昔に終わったことなのだ。
いろいろな人が努力しても、届かない思いがあるということは、ボクの胸を少し苦しくした。
ツクミの瞳はいつも通り優しかった。
「さあ、次のアトラクションはあちらの扉を出てすぐです。
少し、休憩をなさいますか?」
聞かれて少し考えたが、ボクは首を振った。
そんなボクを見て、ツクミはまたにこりと笑うのだった。
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