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三井「はい、お茶。」

流川「あの…子どもたちは…？」

三井「寝てるよ。」


やがて　二人の間に沈黙が下りた。

その沈黙を破ったのは　流川だった。


流川「なんで…言わなかったすか？」

三井「……」

流川「あの子たちは俺とアンタの子どもたちですよね？」

三井「……」

流川「別に怒ってないので
言ってください。」

三井「別れる時には　妊娠してるって
分かってたから　言おうと思ってて…」

流川「…っ！」

三井「けれど　お前は
別れることを選んだ。だから
子どもたちの父親の認知
しなくてもいいから。」

流川「えっ！？それ困る！」

三井「だって　お前には
新しい彼女がいるじゃん。
私と別れた後に…だから
お前とはもう無関係だよ。」

流川「そいつとは　別れました。」

三井「元カノが子どもを産んでたから？」

流川「俺…本当に知らなくて…」

三井「私のことは　見ていなかったんだよね？」

流川「違う！」

三井「あの子たちを宿いた時
不安があったのに　お前は
さっさと　私に別れ話を出した！」

流川「それはすみません…」