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ねこざめ【3ページ短編】

第2章 ※※※あとがき※※※

2025.05.08.
ここからはあとがきです


復帰後の短編シリーズ第8弾「ねこざめ」

本来のネコザメ属は海底に這うように泳ぎ、おもに貝などを食べる魚です

小型で管理しやすいので比較的水族館などでも見かけることがあります


さて



お気づきになったかどうかはわかりませんが、

半年前にボクが書いた「ぼくのサマーカーニバル」と同じような展開になってしまいました(泣)

おかしいな

創作メモとまったく変わっちゃったんたけど?

???

もともとこの企画タイトルは「サメ娘」でした

研究施設にやって来た少年とカプセルに閉じ込められたサメ少女が出会うボーイ・ミーツ・ガール的なストーリーを企画していたのです


上司と少年が会話するシーンまで書いたあと、

次の展開をとうしようかな?と思ったとき

本来なら

「新しい生命体が居て、そこで恋に落ちる」

という流れになるはずが、

なんとなく少年は仲間から虐待されてしまいました

何故途中で変わってしまったのか、自分でも覚えていませんが

なんとなく、そのほうがショッキングかな?
と考えたのかもしれません

描き終わった直後

あまりに悲惨な少年の運命に
救いが無いなぁ、と思いボツにするつもりでした


あと、あんまり虐待行為というのは書きたくなかったかな
もし読む人のなかで過去に似た経験があればイヤな気持ちになるだろうから


ただ、ボーイミーツガール路線に戻すとなると、あまりにも過去に見た映画「シェイプ・オブ・ウォーター」とソックリになることに気付いたので、戻せなくなってしまいました

映画のほうはカプセルに入っていたイケメン青年を冴えない女が外の世界に逃がしてやるというものでした

企画当初は似てしまう事に気が付かなかった

というわけで

アーラ少年には残酷な路線のほうで我慢してもらうことにしました

あとは書いてる途中は別のことも考えていて

「見おサメ」に出てくるカプセル内のサメを、今度はサメ視点で伝えられたら、対となるアンサーストーリーになるかなぁ、とも考えていました


言い訳ですね

キャパシティが小さくて、同じようなものを書いてしまった

やっぱりこれは失敗作だったのかもしれません

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