
【読み切り官能】 甘露中毒 どこから読んでも性風景💕
第2章 第二夜
『ねぇ…修さん…欲しいの……挿れて~』
『ダ~メ。かなえはそればっかりだから、お預けね…』
『…ヤダ…イジワル…
うそ…ねぇ~
ねぇ…欲しいの…う~……』
『お仕置きされたいんでしょ?かなえは』
『ふふ お仕置きされたい…修さんにされたい…
あま~くあま~く歪にされたい…ねぇ…キスして…』
『仕方ないなぁ…かなえは…そんなに欲しいの?椅子に座って手あげてごらん…
脚開きたい?どうせねだって開いちゃうでしょ…』
『ふふ ねぇ…好き…
キスして…
言うこときく…ねぇ…
気持ちよくして…』
『気持ちよくしてほしいの?かわいいねぇ、ふふ 好きだよ…じゃあ、服脱いで…手吊ってやるから…』
修(36歳)とかなえ(30歳)は、3か月前から一緒に暮らし始めた。
かなえは、修がやっているアトリエを兼ねたカフェの客だった。
彼の切り絵とラテアート、猫を撫でるそのしなやかな指の動きに魅せられたのである。
キッチンでも遊べるようにと、修が天井から手枷の吊革をつけてくれて、かなえはそれがとてもお気に入りなのだ。
