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第4章 移動

僕は、後ろ向きに皿洗いをしている宮崎さんの右の骨盤のところに置いていた手を滑らせながら右側の下腹部を押し込む感じで手を突っ込んだ。宮崎さんが、少しお尻を後に引いてくれたことで、手が入りやすくなっていた。

手には、宮崎さんの下腹部の弾力が伝わり、そのまま中まで突っ込むと、鍵らしき物に手が当たった。
 
その時、宮崎さんのお尻がピクンと後に動き、

「あっ!」

と小さな息が漏れる音のような声がした。僕は、鍵を掴むためにポケットの中で、手をモゾモゾ動かすと、

「うっ!」

という宮崎さんの小さな声が漏れ、またお尻をピクンとさせた。

僕は、鍵らしき物を掴んでポケットから手を出し、手を開いてそれを見た。

僕は、

「あ、倉庫の鍵です!」

と言うと、宮崎さんは、笑顔で、

「そう!よかった!ごめんね!」

と言った。

僕は、 

「すみません、忙しいところ!」

と言って、鍵を持って外の倉庫へ向かった。

そのまま倉庫で、15分くらい飲み物の在庫を調べていると、宮崎さんも皿洗いが終わったようで、

「どう?手伝おうか?」

と言った。

僕には、何となくいつもより少しかわいい感じの声に聞こえた。

僕は、

「もう少しで終わるので、大丈夫です!」

と言うと、宮崎さんは、

「ありがとう!◯◯君がいると速いから助かるわ!」

と言った。やっぱりちょっとかわいい感じの声に聞こえる。

僕は、

「そんなことないですけど、最近少し慣れて来たみたいで要領は分かってきた感じです。」

と言った。宮崎さんは、

「そうなんだ!それじゃー、私、向こう終わったかどうか見てくるね!」

と言って、他の人の状況を見に行った。

少しして、飲み物の在庫の確認が終わり、建物に戻ると、他の人達も終わったようだった。





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