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バイト

第3章 余韻

今日のバイトは夜9時に終わった。人手がないのでいつも忙しく家に帰ると疲れが出るが、今日は、そんな疲れを感じることなどなかった。

幸せな気分に浸れたからだ。

目を瞑ると、宮崎さんの姿が目に浮かぶ。

背が高めで、どちらかというと丸顔。髪型はショートボブだ。それほどかわいいとか美人ではないと思うが、笑顔が優しくそしておおらかだ。僕がまだ高校生の子供ということもあるかもしれないが、胸を揉まれても嫌な顔をせず、むしろ楽しんでさえいるように見えた。

今日、見た宮崎さんの姿をいろんなシチュエーションで思い浮かべてみる。

正面から見た、シャツが引っ張られてボタンのところが、シワになっている大きな胸。横から見た突き出た胸。屈んだときの下に伸びる感じの胸…。僕は、自分が胸だけでもいろんな角度から見ていたことに気付く。目を閉じると瞼に映るのだ。

それに、制服のズボンがパツンパツンになっている太もも、お尻、下腹部からアソコにかけての曲線…。

ちなみに僕は、そこまで変態ではない。普段女性をそこまで観察するようなことはないし、むしろ人には関心がない方だ。

しかし、自分でも驚くほど、宮崎さんの体を見ていたことを、改めて知った。自分ではそんなに見ていたつもりはないのに…。

ベッドに横になった僕は、思い出すと自然と自分のアソコに手が行ってしまう。しかし、触るまでもなく目を閉じて思い出しただけで既に僕のアソコは勃起してしまっていた。

学校に行けば、短いスカートの女子高生は沢山いるし、電車内でも沢山の女性がいる。たまに見かけた胸の谷間の見える女性や、女子高生の短いスカートから見えたパンツを想像して、一人ですることはあった。でもそれは、観察しているわけではなく、ただ偶然目に入っただけだ。

しかし、宮崎さんは別格だった。露出もない普通の服装で、あれだけエッチな雰囲気を醸し出している人も珍しく、僕は、気付かないうちに観察してしまっていた。

宮崎さんの胸の感触を思い出しながら、アソコを弄っていると、あっというまにテイッシュを被せないといけない事態になり、被せたティッシュはいつもより多めの液体を受け止めていた。

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