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Lovers Game 〜光と影〜

第12章 リアルを生きる僕ら

近い、その体から・・・体温が伝わる。


・・・んな事は当たり前だ



裸で目の前に居るんだから




甘くやわらかい肌の匂い

俺より格段に少ない筋肉…丸みのある身体のライン


当たり前・・・コイツ、女なんだから




なんて言う、、

俺なりの、生きて来た処世術

常に冷静でいる為の

感情論で生きない為の…理論が



この時は、取っ払いたくなっていた




だって、、この状況で、そんな理屈は

この世の何者よりも

つまんねぇ気がしたからさ




やわらかい・・・あたたかい


当たり前・・・なようで、そうじゃない

ぬくもりがあって尊い

血の通った・・人間なんだから






その心地良い肌と、ぬくもりに

どっぷりと・・・・浸かりたい

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