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Lovers Game 〜光と影〜

第7章 俺に・・・堕ちろ

煌『そういう身の滅ぼし方だけは仕事でもプライベートでもするな、って。やるなら❝これ❞くらいで我慢しとけ、って。あ、ちなみにこれは社用ケータイ
払うの蓮だから課金していいよ(笑)全然怒んないから』



『・・・(笑)』



煌『あまり余計な事言うと蓮に怒られちゃうから?
これはひとり言だけど…❝資産運用❞を細々やるのは
何があるかわからない事に対する蓮なりの備えかもね♪』



『刺激が欲しいから…とか、わけわかんない好奇心で多方面に事業展開とか目論んでるのかと思ってた…』



『ふざけ散らかして…遊んでるふりして
常に頭フル回転なのが蓮だからね・・(笑)』



『ぇ・・・う、そ、、あは・・・』



『一番初め、、廉ちゃんに会った時も・・・
あれは気晴らしに飲み歩いたんじゃなくて
時差ボケ調整のためだろうしね♪』



『ぅ・・・うそ…、、よ。あんな・・・バ…
…ていうか…ホントに海外帰りだったんだ
ふざけてるのだとばっかり思ってた』




煌『ははは!❝あんなバカ❞を実は演じて
暗躍してたりしてね~うちのボスは
まぁホントのとこ俺らにもわからないけどさ♪』



『いつも…ヘラヘラ笑ってたかと思うと…時には…』





煌『ヘラヘラ笑ってる人は…沢山泣いてきた人…』




『煌牙…?』



煌『なんてね♪?
あはは♪まぁ俺、蓮よりは常識力高いと思うけど(笑)

でも世の中、常識力だけじゃ…出来ないことって
沢山あるからね・・・』



『え・・』


『何事も〃適材適所〃てこと
〜…っと、なんか無駄口叩き過ぎちゃったかな?
まぁ社内見学とやらのオフレコね廉ちゃん(笑)』



『なんか・・・よくわかんないけど

、、変な社長だね・・・あんたたちのボス』



廉は少し遠くを見て微笑んだ




煌『ぁはは…俺たちも常にそう思ってるよ♪・・・』

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