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Lovers Game 〜光と影〜

第7章 俺に・・・堕ちろ

煌『えーと、ごめん廉ちゃん
本当に何も聞いてないからゆっくりしてって?』


『・・・あたしは、もっと何も聞いてないってば』


昼食を終えた廉と煌牙がお茶すする


『…あなたたちも…色々大変そうだね・・なんか
なんでも出来ちゃうのかもだけど
それ故に…❝なんでも屋❞みたいで』



煌『まぁ、どこのなんの仕事も楽な仕事はないでしょ?
そういう意味じゃうちなんか自由度高いよ♪』



『へ・・・ぇ』





『プライベートは勿論
ウチはとりわけうるさい規則はないよ。
社長(ボス)は見ての通りだしね(笑)・・
強いて言うなら…ギャンブル禁止くらいかな?』



『え・・・??』


意外、というように廉が煌牙を見上げると
煌牙が一台のスマホを差し出す


『ちょっとこれやってみて?』


画面に出されるのはスマホゲームの画面



『あはは。なんか時間忘れるね。~ストレス発散?
あっ・・あーーー!!!やられた〜!!』


しばらく雑談とゲームに夢中になった廉に
煌牙が笑いながら問いかける。



『ふふ・・・あー、惜しかったね♪
そうするとさ、、したくならない?』



『なに?』


『❝課金❞?(笑)・・・していいよ♪勝ちたくない?』


煌牙が笑いながら操作誘導しかける


『ゃ…でも』



廉は躊躇ってスマホを返そうとする


『これが❝博打の心理❞・・・って蓮は言うんだよね』


『・・・』


『もう少しで勝てる。これに勝てば取り返せる
そうやって時間も危機も忘れてしまう』



『ぁ・・・うん』

納得したように廉は頷いた。

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