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『この間は・・・すんませんでした！』


電話があって在社時間を伝えると
晴人はすっ飛んできて俺の前で頭下げた


『ﾌﾌ・・・にわかに丸くなったな？』


『なんか…ガツンとキタっていうか・・・』


『おぅ・・・ガチでガツンとぶん殴ったからなぁ』


『ぅ・・・生まれて初めて…❝死ぬかと思った❞って言うか』


『あぁ・・・おめーをガチでぶっ殺そうと思ってたからなぁ♪』



『・・・・』



『や、固まんなよそこで(苦笑)読者がガチで誤解すんだろうが』



『は・・・あの』



『あーー通じねぇか(笑)姉弟だもんな』



『影山さん・・・俺、、やりたい事…やってみます。影山さんの言うベンキョウになるか・・・わかんないけど』


『おう♪いいじゃねぇか』


『影山さんて・・・やっぱ超変な人っすよね』


『コラ、クソガキ(笑)調子こいてんじゃねぇ』



『めっちゃ変人だし、めっちゃ恐いし・・・でも
やっぱ・・・面白い人っすね』


『ふふ・・・そうか』



晴人は少し顔を赤らめて緊張を持った顔で言う

『・・・姉貴が…嫌いな訳でも憎い訳でもないんです
むしろ・・・だけど、目の前にいるとつい、なんつぅか』



『ハハッ・・ま、そういうモンだろうよ』



『この間…影山さんの言ったこと…あれ、、本気で
一瞬本気で、初めて恐いって感じて・・・なんかオレ
めちゃくちゃダセェことしてるって思って・・・』



『ハルヒト・・・お前、❝一瞬で❞・・・

随分…❝勉強❞したじゃねぇか♪…大したヤツだよ』








『あの、だから…ひとつだけ・・・訂正…させてください』



『お～？』



『姉ちゃんを・・・❝好きにしていい❞ってのは
あれだけは・・・取り消させてください』




『ﾌﾌっ・・・晴人・・・、いい顔になったじゃん♪』


『・・・～』



『ガンバレよ♪・・・めんどくせぇ世の中だけどな
テキトーにしっかり頑張ってみろ』


『はい！』


『ウチにはいつでも遊びに来い♪・・・
身内でもなんでも…オンナは時にギャーギャーうるさくて面倒くせぇこともそりゃあるだろうから？息抜きにな』


『・・・はい(笑)』

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