閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾
第3章 青年の名は…
「ああ…そうだな…
青年よ…よく知っているな…」
と、ピーターは
驚きながらも感心していた…
「うふふ…ピーターさん…僕の名前…
青年よ…じゃないですよ…」
と、その青年はピーターを見つめ…
可笑しそうに、そう言った…
「あぁ…そっか…
そういえば…名前を聞いてなかったな…」
と、ピーターは申し訳なさそうに、
そう言うと…
「知りたいですか…?」
と、ピーターは
何だか試されているような気がしたので…
「俺を焦らしているのか…?」
と、ピーターも試す素振りを見せた…
「うふふ…ピーターさんってば面白い人…
そうですね…焦らしてます…パンは雨の日に
買うのが一番、美味しいんですよね…?
それなら僕も美味しいんだ…って
思っちゃって…嬉しくって…つい…」
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