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君と優しさはずるい

第6章 病院


朝のアラームで目が覚めた

ん…何時だろ…6時半か

今から星菜の病院のネット予約して少し準備するか

玲と次の定期検診でお腹の中を詳しく診ようと話をしていた。だからたぶん今日は星菜は入院になって詳しい検査をされるはずだ

このことは星菜には言ってない。病院についてから言うつもりだった

だから俺はそーっと星菜が起きないように布団から出た

そして星菜の脇に体温計を挟んだ

ピピッ

37.6かまぁ少しは下がってくれたからいいかな

そして俺は和室を出て星菜の部屋に行き、入院セットの準備をした

とりあえず3日分の服を用意した。足りなくなったらまた持っていけばいいからな

そして星菜が大事にしているブランケットとぬいぐるみを持って一旦荷物を車に乗せた

リビングに戻ると星菜以外のみんな起きていた

「おはよ〜」

母さんが俺に言うと俺もおはようと返した

「星菜は大丈夫かしら?」

「まだ熱はあるけど昨日よりは下がってるから大丈夫かな。とりあえず今日病院行って詳しく診てもらうからしばらく入院になるかも」

「前々から検査入院のことは決まっていたからね、でもまだ星菜そのこと知らないから大丈夫かしら…」

「星菜には病院で伝えるから大丈夫だよ」

そしてそれぞれが準備をし、朝ごはんを食べた

「まお?今日学校行けるか?」

俺が聞くとうんと頷いた

星菜が体調崩すと真凰はメンタルやられるから気にしてたけど大丈夫みたいだな

そしてそれぞれが家を出てそろそろ星菜を病院に連れていく時間になった

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