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10年後の君へ

第3章 蒼真の変化

魁斗
「俺の親だからテキトーで良いんだよ!!
あんまり、かしこまると逆に
気を遣わせるだろ!!」

蒼真
「相手が何を求めてるか
好みとか考えた方が良いよ。
魁斗の親は素材にこだわってるからね。
…俺はコレにしよう。」

「勉強になるなぁ…蒼真は季節限定の
フルーツゼリーにしたのか…」

蒼真
「さっき食べてみて美味しかったし
のど越しもツルンって感じで
俺のおじいちゃんとおばあちゃん
好きかなぁ、と思ってね。」

「蒼真に言われると食べたくなっちゃうね」

色々、雑談しながら選んでいると…後ろから

「社長、一通り、お二方の手土産を
用意をして会計も済ませております。」

「あぁ…秘書さん、ありがとう。
いつも助かってるよ。」

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