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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第13章 こんな慎吾くん、初めてだよぉ!

グッと腰を押しつけたまま、私の中で慎吾くんがドクン ドクンっと脈打っている。


「――――ひなぁ……」

そう呼びながら、後ろから肩で息をしているのが聞こえた。

その声が今までにないくらい切なさそうで、寂しそうで…



「……ごめん。
俺、めっちゃひどい事したね」

そう言うと、慎吾くんはゆっくりと私から離れた。
と同時に、私の中に入ってた慎吾くんと一緒にあったかいアレもとろりと垂れていった。


「俺、結構自分に自信あったみたいでさ。
だからかな、急に不安になって、ひなにひどい事しちゃって…」

「不安…?」

慎吾くんが不安になる事なんて、どちらかと言わなくても珍しい方だと思う。

いつも前向きだし、何でも笑ってこなしてるし。そんな慎吾くんが、どうして不安になんて思う事があるんだろう。


「ひなぁ、俺の前からいなくならないよね…?」

「え、えぇっ!?」

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