
カッコ悪い俺ら
第4章 その後の…行動
颯太が冷蔵庫に買い物を入れている間に…
俺は、賄いの飯を頂く――――…
定食屋の…出前賄い?
少し冷めてるが――――…味はパーフェクト!!
「うまっ!!マジで旨い――――!サンキュウ!颯太――――!」
「残り物で悪いな――――――…」
「滅相もない!」
颯太を見ると――――…
キッチンから…いつもの様に俺を見てあきれた顔をしている――――…
なんか――――…しっくり来た…
「ん?何――――?俺の顔になんか付いているか?利弘…」
「いや、何でもね~…」
実際――――…何でもないのだから…そう答えた…
颯太は、あっそ――――…って、キッチンで洗い物を続ける…
