
カッコ悪い俺ら
第4章 その後の…行動
――――――――――…
――――――――――――――――…「……い…」
「おい…利弘?起きろ――――…」
「―――あ……?」
「ったく――――…料理するって…言ってなかったか?」
――――…あ~…
あのまま…寝たんだ――――俺…
目を開けると――――…部屋の電気が灯され――――…
一瞬…何時だ?と…時計を探してしまう…
「――――寝ぼけてるのか?もう、8時過ぎてるけど、利弘――――飯は?」
「~~~~あ……まだ…」
「だと、思った――――……これ、食うか?」
颯太の手には……手さげ袋――――…
「ん?何?」
「――――――――賄いの…残り……こんな事も有るかと思って貰ってきた」
「!マジで!!?いいの?」
あぁ…と、颯太はそれをテーブルに置くと…
俺の買ってきた買い物袋を覗き…
変な顔をした――――…
「――――利弘…これで何を作るつもりだったんだよ…」
「――――俺にも…解りません…」
またしても……変な所を颯太に見られた気がする――――…
