
カッコ悪い俺ら
第2章 気がつけば…
ごめん、ごめん!と、軽く謝りながら俺は、颯太の後にアパートに入った――――…
二階の……角部屋――――…
マジで憧れる独り暮らしの城!!!
ま、もろもろ……訂正はあるが――――…城は城だ!
女子受けバリバリの外見でも……文句は言わない!
「―――――姉ちゃんの、アパートって事……忘れんなよ…」
「はい、はい!お邪魔しま~す!」
俺は、開かれた玄関から挨拶をして中に入る
「――――――うゎ…ヤローの独り暮らしって感じ…
女子の香りは何処だよ――――…」
「はぁ?女子の香り?――――んなの、期待してたのかよ――――…」
そりゃぁ…するだろう?
颯太の姉貴でも………
女を感じたいお年頃なんだよ!!!
