
カッコ悪い俺ら
第2章 気がつけば…
食べ終わると…
颯太は、俺の分の食器も片付けてくれた――――…
意外に…気が利く……良いヤツなんだよなぁ……
「店長、ごちそうさまでした!お代は?俺ちゃんと払いますから!!!」
「いいって!颯太の友達なんだろ?サービスだ!!
また、来いよ?次ぎは、ちゃんと営業時間に!」
「~~~~面目無い…ありがとうございます…」
俺は、店長に頭を下げて食器を洗う颯太を見た――――…
男の?颯太の…エプロン姿とは、なかなか――――可愛いもんだなぁ~なんて、柄にもなく思ったりして!?
俺も…料理――――したらモテるんじゃね~の?とか…バカな事を考えたり…
はぁ…これだから……ダメなのか?俺は――――…
