
👿サディステック👼エンジェル
第8章 バレた!?
俺は適当な理由をつけ――――先生の資料室に向かった。
鍵は開いていた。
俺は資料室に入ると…鍵を閉めた。
そして、足早に先生の個人室をノックする。
「先生――――…矢先です」
「どうぞ――――」
生徒と先生の…
ごく普通の挨拶に――――少しだけ罪悪感が混じる。
でも、扉を開け――――先生の顔を見たら…そんな罪悪感は吹っ飛ぶ。
「待ちましたか?」
「いや――――///次の授業の準備してた」
少し赤くなる顔で…そう言う――――。
「先生――――次は…3年の教室?」
「ん?そう――――…受験する子が多いから…受験に応用できる授業をしないとだからな…」
「ふっ――――愛顧割らず…真面目だなぁ…」
「そうか?来年は――――矢先も受験生じゃないか…我々の気遣いに気がつくよ」
俺は、ソファに座り…「受験…かぁ…」と、ため息を吐く。
「俺は――――受験しないよ…、働きたいから…」
「――――へ?え?そうなの?」
