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恋人は社長令嬢

第8章 異性の友達ってヤツ

瞬、至、那々香達は、自分でアポを取ったお客の元へ訪問する事もある。

なるべく日にちをまとめて、訪問するのが、那々香のやり方だったが。

今はできるだけ、会社にいたくないから、アポが取れた日に、会っていた。


そして仕事が終わると、近くの公園でゆっくり休むのが、最近の癒しだった。

「ふう~。」

その日も、取引先を訪問した後、会社の近くの公園に来ていた。

「松森。」

那々香の前に立ったのは、瞬だった。

「瞬。珍しいわね。こんなところで会うなんて。」

「それは、こっちのセリフ。この公園は、俺のテリトリーだって。」

瞬は、那々香の隣に座った。

「今日は、外回りだったのか?」

「うん、そう。」

「どうだった?」

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