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愛玩物語

第2章 ご主人様、玩具

俺は葉月がお茶を飲む姿を眺めていた。


よーく見ると以外と可愛いかもしれない。そう思うと相棒がまた暴れた。


まったく、ばかな奴、すんなり男の家に入るとは。これだから陰キャは。


「新城先輩、ごちそうさまでした」


葉月はお茶を飲み終えていた。


「ああ、まだゆっくりしていく?」


「いえ、そろそろ帰ります、ありがとうございました」


葉月は玄関に向かい靴を履いこうとしていた。


俺は気付かれないよう後に行き抱き着いた。


「えっ、せっ先輩!?」

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