テキストサイズ

屋上にいたヤンキーくん

第1章 「俺と付き合ってくれね?」



龍が大きい声で言ったせいで、6人全員に知れ渡った。

最悪…。


やっぱ言うんじゃなかった…。



それからというもの質問攻めだった。



「叶太、どーすんの?」


「考えさせてって言われたから、待ってみるしかねぇだろ…」


「ふーん。まぁガンバレ!」


軽っ…!
そんだけかよー!!

もうちょい協力してくれてもいいだろ。




俺は返事を待ってみる。

だって竹内紀衣って奴は俺の初恋の人だから。



たとえ忘れてたとしても、俺が思い出させてやる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ