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屋上にいたヤンキーくん

第1章 「俺と付き合ってくれね?」

龍は一度気になる事があるとずっと聞いてくる。


「何があった?龍?」


「だから何もねぇって…」



くそ…。
今日はいつもと違うしつこさだ。
もう…負けたよ…龍。


こうなったら全部言ってやるよ!




「俺さぁ告っちまったんだよ…」


「はっ!?誰にっ?」



俺は今日あったことを全部龍に話した。

龍は驚いていたが、真剣に聞いてくれた。こういうとこはいい奴なんだけどなぁ…。


「………ということなんだよ…」


「あの学園一のアイドル、竹内紀衣ちゃんにっ!!?」


「声でかいって!」



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