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シャドー鳥インフルエンザ編

第1章 ゾンビが発生した。

後輩の、山吹美幸からの報告を聴いて、坂東久美子は、怪訝そうな顔をしていた。

「まあまあ、ソウオコラナイデクダサイ、看護師の坂東久美子サン」

コンピュータージャックは、看護師の坂東久美子と、新人看護師の、山吹美幸の会話に、自然と入り込んで来た。

「あっ!?コンピュータージャックさん、ここでも坂東先輩達と、お話をされていたのですか?」

「ええ、看護師の山吹美幸さん、イマ、トイアワセガオオクテ、オワレテイマス」

コンピュータジャックの性能は、普段笑顔で対応している、コンピュータークイーンと変わらない。整形外科病棟だけても、230のベッド数があるし、ナースステーションBと、他にも設置されているモニーを含めれば、260台を超えていた。

「整形外科病棟には、すでに外部からの侵入タチイリハデキマセン、中廊下に、トジコメテアル生命体の攻撃能力ハ獰猛なヤジュウトトカワリマセン、人間の警備員では、押さえ込み、制圧することなど、無理デス、コロサレテシマイマス、」


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